2016年03月06日

魔道士の家

いつもの様にギルドの依頼を終えた君は、
路端に何か光るものを見つけた。

[ウィズ]
にゃにゃ? いったいこれはなんにゃ?

ウィズは君の肩からひらりと降りると、
光の元へと近づいていく。

魔道士の家.jpg

不思議な光を帯びたそれは、
小さな家の模型のように見える。

得体の知れないものに、
あまり近づかないほうがいいよ。

君はそう言ってウィズを止めようとするが──。

[ウィズ]
にゃ!?

間に合わなかった。

その"小さな家"は一際強い光を放ち、
君とウィズを包み込む。

魔道士の家の中.jpg

気が付くと、君は部屋の中にいた……。

[ウィズ]
強い魔力で空間が広げられているみたいにゃ。
こんな魔法、見たことないにゃ……。

どうやら君たちは、
小さな家の模型の中にいるようだ。

[ウィズ]
すごいにゃ! いろんな本がいっぱいあるにゃ!

魔道士の家、なのだろうか?
本棚にはびっしりと魔道書が並んでいる。

[ウィズ]
いったい誰の家にゃ?

それはわからない。だけど、なぜだろう?
初めて見る部屋なのに、懐かしい気がする。

この家が、自分を受け入れてくれているような、
そんな不思議な感覚だ。

そして、そんな君の気持ちに応えるかのように、
机に置かれた魔道書が開いた。

──それはどこかの魔道士の
記憶が詰まった本だった。

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ラベル:魔道士の家
posted by yamanuko at 11:52| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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